
技能五輪全国大会 出場
技能五輪全国大会は、全国の青年技術者の「技能レベル日本一」を競う全国大会です。2016年10月に行われた第54回造園部門にペアで出場した齋藤大輔さんと谷村智隆さんが「銅賞」、2013年11月に行われた第51回造園部門に出場した樋口睦樹さんが「銀賞」を受賞しました!
過去4回の実績


齋藤 大輔さん(15期生)神奈川県立湘南台高等学校 出身
谷村 智隆さん(15期生)東京都立狛江高等学校 出身
(齋藤)出場するきっかけとなったのは、昨年の53回目の大会を見て自分も技術を身に付けたいと思ったからです。精神面や人間性が成長したことを実感すると共に、2人で施工することや相方との意識を合わせることが大変でした。その中でも上手に作れた時や、全体として良い庭が作れたときは嬉しかったです。けれども、大会に出場してみて技術や職人としての気持ちがまだ足りないと感じました。
(谷村)出場するきっかけは自分に自信を付けたいと思っていた時に技能五輪と出会ったからです。最初は練習に慣れるまでが大変で、相方を思いやる余裕がありませんでした。ですが、苦しいながらも庭を作る喜びや、指導して下さった先生達の様々な意見を頂き見解が広がりました。時間を費やした分、技術的にも人間的にも成長することが出来ました。本番は1位を取る庭よりも単純に良い庭をつくりたいという気持ちで施工をしました。


樋口 睦樹さん(12期生)
ガーデンデザインコース 大宮開成高等学校 出身
この度、技能五輪造園部門で銀賞という輝かしい賞をいただくことができ、心より感謝しております。これも名誉校長・滝本先生をはじめとする諸先生方、応援してくださった皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。準備にあたっては、先生方はもちろんのこと、石や建築の専門の方にも来ていただき、さまざまなことを教えていただきました。そうした中で、自分のこだわりやスタイルを確立していくことができました。また、技能五輪への挑戦では、技術面だけでなく、精神面においても得るものが大きい経験となりました。滝本先生の教え「逃げない・言い訳しない・人のせいにしない」の精神で日々厳しい鍛錬に堪えることで、一回り大きな自分になることができたと実感しています。しかし、これはまだ自分が歩んでいる道の一部でしかないと考えています。今はまだ自分が作りたい庭をつくっている段階です。これからは、住む人のことを考えた庭を造っていきたいと思っています。この先、幾度となく困難や挫折に直面するでしょうが、この気持ちを忘れずに、乗り越えていきます。入学を考えている方々に私から言えることは、2年間は本当にあっという間だということです。教えてもらうという受け身の態度では、損をしてしまいます。自ら学びにいく姿勢で頑張ってください。
日比谷公園ガーデニングショー 出展
東京の中心に位置する日比谷公園を会場に、2003年、日比谷公園開園100周年を記念して開始された“日比谷ガーデニングショー”で開催されるガーデンコンテストは、広く一般の方々、企業、団体、学生などプロ・アマ問わず参加できるガーデンショーです。当校では、2014年度からライフスタイルガーデン部門へ5年連続出展しています。13期生がデザインした作品、“秋日のまどろみ”は、部門の最上位の賞である“東京都知事賞”を受賞いたしました!


2019年度 ライフスタイルガーデン部門
「Dream time ~私でいられる場所~」
デザイン(18期生)
杉山 スミレさん ガーデンデザインコース
2019年度 コンテナガーデン部門
「耽る秋」
デザイン(18期生)
小林 彩さん ガーデンデザインコース
2019年度 コンテナガーデン部門
「拝啓、秋麗の候…」
デザイン(19期生)
金田 弥生さん 渡邊 牧子さん
2018年度 ライフスタイルガーデン部門
「読書を楽しむ庭」
デザイン(17期生)
岡田 夏実さん フラワーコース
2014年度 ライフスタイルガーデン部門
「秋日のまどろみ」
デザイン(13期生)
小島 愛さん ガーデンデザインコース